新築で3LDKという間取りが人気なのは、子供部屋2つ、両親の寝室1つ、LDKという暮らしを想定しているからです。でも子供が1人だったら、子供が大きくなって独立したら?
快適な家のカタチは、生活スタイルはもちろん、家族構成、世代、時代背景によっても変わります。でもだからと言ってその都度リフォームをしていたら大変です。本当は大きな四角い箱に、いつでも好きなように仕切れたり、広げたりできれば、いつでも快適に暮らし続けることができます。
しかし以前の日本の住宅は、家全体の気密性や断熱性が低く、部屋ごとに冷暖房を行うため、大きな空間や吹き抜けを作ると、冬は寒いし夏は暑いし、快適とは言えませんでした。最近は性能が向上し、部屋と部屋をきっちり壁で仕切らなくても、快適性が確保できるようになりつつあります。
壁をやめれば家は自由になります。と言うわけで、壁の代わりに引き戸やパネル式のパーテーションを使うリフォームをご紹介しました。
以前は、かっこいいパーテーションを付けようとしたら、特注で作る必要があったんですが、最近はデザイン性が高い既製品がいろいろあります。戸にルーバーがついていて、閉めたまま風通しができる戸もあります。もちろん羽は動かせます。
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