落語でよく「大家と言えば親も同然」というセリフが出てきますが、実はこれは単純な人情話などではなく、当時の深刻な裏事情がありました。
相互扶助社会という言葉がありますが、江戸時代の場合は治安維持政策のために大家さんが大きな責務を負っていたようです。もし敷地内に犯罪があれば連帯責任、また病人やけが人、捨て子の放置をしてしまうと重罪になったのだとか。
村上瑞祥によるLIFULL HOME'S PRESS連載、今回は、江戸時代の大家さんの収入は?などその実態を探ります。ご覧いただければ幸いです。