プロは下地に時間を掛けます。テレビや撮影などでプロのメイクさんにお化粧をしてもらうと、とにかく下地処理にすごい時間をかけます。まず肌を温めて潤してマッサージして、それから丁寧に下地を作っていく。下地さえできあがれば、後は結構手早いんですよね。
でも自分でメイクする時、どこに時間が掛かってるかを考えてみると、眉毛とか目の周りなんですよね。下地はまぁ普通くらい。だからやっぱり仕上がりが全然違うわけです。分かっていてもなかなかできない不思議です。
お化粧とそっくりなのが塗装工事です。外壁でも室内でも下地処理がすごく大事。下地次第で仕上がりが全然違う、とにかく塗り物は下地が勝負なんです。
特に外壁塗装の場合、何度も塗り重ねていくとどうしても下地の表情が見えにくくなっていきます。新築の時は繊細な表情があった外壁も、上から何度も塗っているうちに、ぼってりとした平坦な印象になりがちです。ファンデーションを厚塗りすると、なんとなくくすんだ印象になるというか、肌の表情が見えなくなっていくのと同じですね。
フレッシュな表情を出すには、上から天然石を混ぜた吹付けたり、新しいサイディングを上から張ったりといった方法があります。
と言うわけで、家の外観を考えるサイト「見る家・みられる家-ソトメイク」連載です。今回は「くすんでなんかいられない!輝くような我が家、新築時の感動がよみがえる外壁リフォームのアイデア」をご紹介しています。ご覧頂ければ幸いです。
こちらはコラムの中でご紹介している樹脂サイディング。すごく素敵です。