誤解だらけのリフォーム/一級建築士Yuuこと尾間紫のブログ

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水周りの一括リフォームが安いワケ<読売新聞>

9/28の読売新聞の朝刊、くらし面で「水回りの一括リフォーム」について解説しました。メリットと注意点などもろもろ。
水まわりのリフォームは、まとめて工事をするとコストを抑えることができるので、業者側もパッケージのプランを数多く用意しているのですよね。
なぜ安くできるかと言えば、水まわりの工事は全体の費用の中で商品が占める割合が大きいこと、そして業種が共通しているのでまとめて作業ができるからです。

基本的に手間は値引はできませんが、商品は仕入れ値と定価を勘案して値引きが可能な範囲がある。つまり工事価格の中で商品の割合が大きいと値引きがしやすくなるのですね。

またまとめて作業をすれば、工事の効率化ができるのでコストダウンに繋げやすい、というわけです。

もちろん注意点があって、決まった製品から選ぶことになるので、オプションを付けたくなったり、追加でいろいろ頼みたくなったりして、追加がでがち。

それから水回りが一気に使えなくなる場合、その間どうやって暮らすかを考えておくことも必要です。

ちなみに、給湯器のことも忘れずに考えておく必要があります。浴室などの水まわりのリフォーム時期と、給湯器の交換時期は微妙にズレがあるので、給湯器が未だ新しかったり、逆にそろそろ寿命のタイミングだったりと、色んなパターンがあります。

給湯器もまとめてリフォームをすれば、工事の効率化ができるので、単体でやるよりもコストの節減が可能です。もう10年以上は使ってるかもというようでしたら、交換を考えても良い頃かと思います。今はエコな給湯器がいろいろあります。

ちなみに我が家は、アトリエは水まわりを一括で工事し、自宅は浴室だけ先にやりました。理由は、アトリエは住んでいないので工事がしやすいから、自宅は人がいるので生活に差しさわりが少ない浴室だけ先に工事をしました。ちなみにトイレは昨年やりました。少しずつなら生活に影響が出にくいので楽に工事ができます。

それぞれのご家庭の事情に合わせて上手に計画を立てて頂ければと思います。

読売新聞で解説。水回りの一括リフォーム

読売新聞で解説。水回りの一括リフォーム