誤解だらけのリフォーム/一級建築士Yuuこと尾間紫のブログ

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捨てるのに躊躇した3つのもの

今回、事務所と住居の同時引っ越しで、とにかくいろいろ捨てました。もともと持ち物は少ないほうなんですが、引越し屋さんが準備してくれた段ボール箱のうち、新しいところへ運んだのは2割程度でしょうか。つまり8割以上はゴミでした。

引っ越しやリフォームは持ち物を見直すきっかけになるので、家のダイエットになります。 私も今回の引っ越しにあたり、自分にとって本当に必要なものだけで暮らそうと決意をしていました。でもそれでも捨てるのに躊躇したものが3つありました。 

1つめは、20年ほど前に購入したカシミヤのコート。自分にはかなり高価で質のいいものだったのですが、今では時代遅れのデザインで、このままにしておくのはもったいない!と思い、昨年お直しに出したものでした。でも直しても何となく今のデザインとは違ってしっくりこない。結局この冬も一回も着ないままになっていました。 

2つめは、ホームベーカリー。数年前に購入。これも高い割に活用できていなかったので、元が取れていない感がありました。そして今後は家族の体調の問題で、使う予定はほとんど無し。 取説にはパン焼き以外にもいろいろ使えると書いてありますが、そのいろいろをするとも思えず。

3つめは、ダイニングテーブル。16角形の無垢材で作ったもので、そろいの椅子が4脚。20年近く前に思い切って買ったものなんですが、新しいところには大きすぎて入らないので、持っていくことはできません。 

衣類、家電、家具とバラバラですが、捨てられない理由は3つとも同じで、高かったのにもったいないという思いでした。どうしてもその当時に払った「お金」を捨てるような気持ちになってしまうんですね。 

吹っ切ることができたキッカケは、「今までありがとう」と思えたから、としか言いようがありません。これからの私の暮らしには不要であることを改めて確認し、これまでの暮らしを支えてくれたことに感謝を込めて捨てました。

ちなみに捨てた後、未練は無し、生活にも全く影響なし。持ち物の8割を捨てても問題無いんだと我ながら驚いています。 

ちなみに先日、「女子会」(あえてそう呼ばせて頂ければ)で、今回捨ててスッキリしたもののひとつとして、「長く履いていると足が痛くなるけれど、高かったしいい靴なので近場に行く時しか履かないハイヒール」と言ったら、たくさんの共感を頂きました。女性ならではの、あるあるです。

捨てるモノを選ぶのは辛い

引っ越しをすることになり、荷物の整理をしています。引っ越し先は、今より更に20㎡ほど狭くなり、今はやりの「コンパクトな暮らし」を体現することになります。20㎡がどれくらいかと言えば、わかりやすく言えば12畳。6畳間が2部屋分減るわけですから、今よりかなり狭くなります。

と言うわけで、引っ越しの準備のほとんどが、モノを捨てる作業です。もともと私は、ため込む性格ではなく、人より物は少ないほうだと思うんですが、それでも不要だと思われるモノの多いこと。

しかも捨てるとなると、やっぱり未練や執着が沸いてきて、作業の手がにぶります。まだ使えるのに、すごく高かったのに、苦労して選んだのに。捨てるモノを選ぶ作業は、ネガティブな気持ちになって辛いんです。

と言うわけで発想の転換。

捨てるモノを選ぶのではなく、これからの快適な暮らし、自分の人生に必要なモノを選ぶという考え方に切り替えると、明るくポジティブな気持ちになれます。過去を捨てるのではなく、未来を選ぶ作業はとても楽しいんですね。未練も沸かなくなります。

まだまだ選ばなくてはいけないモノがたくさんあります。ちょっと早めの老前整理と思って頑張りましょう。

2015年の風水リフォーム、乙未の意味すること

あけましておめでとうございます。

毎年元旦に、オールアバウトに風水リフォームの記事を執筆しています。弊社のホームページ「リフォームのホント・裏話」の中でも、一番の人気ページが家相・風水リフォームQ&A。2001年のオープン時から、少しずつコンテンツを増やしています。

 さて、2015年の風水リフォーム。今年の干支は乙未-きのとひつじです。本来、干支は十二支と十干の組み合わせで60種類あり、組み合わせによって様々な意味を持っているとか。乙未は、とても強い芽吹きを意味し、今まで夢見ていたこと、新しい嬉しい何かに向かって、力強い一歩を踏み出す年になるという意味があるそうです。なんだかわくわくしてきますね。

2015年 風水リフォームは30年に1度の踏み出すチャンス [住宅リフォーム] All About

 と言うわけで、今年もリフォームひと筋、皆さまに役立つ記事をお届けできるよう頑張ります。どうぞ宜しくお付き合い下さいませ。